タトラス(TATRAS)のダウンジャケットの修理でお困りならこちらのページを参照ください。ダウン修理経験豊富な職人が修理について解説していきます。
タトラスはイタリア ミラノのダウンブランドです。ポーランド産のホワイトグースを使用していることでも有名です。ビームス、シップスなどの大手セレクトショップでも購入が可能です。修理に関しては取り扱ってくれる店舗が少なくお困りの方も多いのではないでしょうか?そういった場合はこちらのページを参照してみてください。
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タトラスのダウン生地は比較的強度の強いウール素材やナイロンを使用しています。簡単に破れたり、切れたりすることはありません。しかしふとした拍子に引っ掛けてしまったりした場合に破れることがあるようです。またタバコの火などで焦がしてしまう方も多いようなので、喫煙者の方は十分に注意しましょう。
ウール素材ダウンの場合は共布を使用したアタッチ補修等が可能で、修理後の見た目がそれほど目立つことがないので特にお薦めです。ナイロン系の場合も通常ポケット裏当から共布を取り、生地アタッチにて補修します。オリジナルの生地を使用するので、風合いを損ねることなく修理できます。
ダウンの破れが10cm四方以上の場合は共布が取れない可能性がありますので注意しましょう。
こちらも破れ修理をしました。
このダウンの場合は元布が取れない構造なので似寄りの生地で補修しました。元々別生地を組み合わせたデザイン構造なので
違和感なく仕上がりました。
タトラスの修理であまり知られていないのが袖口補修です。上記写真のように袖口部が伸びてきた場合あ袖口ゴムの劣化を疑いましょう。伸びたまま使用していると、見た目やフィット感がとても悪いので早めの修理をおすすめしています。両袖同時の修理が必要です。
ファスナーよりも見頃のホック(バネホック)を多用する方はホックの外れに注意しましょう。タトラスはホックがついていモデルがあまり多くはありませんが、付いているモデルは注意です。ホックが外れてなくなってしまった場合もホック交換は可能なので安心ください。
ホックが取れてしまって、周りの生地が傷んでいる場合は生地の補修も必要です。合わせて修理しましょう。
つぎに多い修理がファスナー交換です。ダウンなどについているダブルのファスナー(上からも下からも開けることができる)は意外とトラブルが多いものです。スライダー部分が傷んできたり、ファスナーのレールが切れてしまった場合、ファスナー交換での修理ができます。
オリジナルの色に近いファスナーにて修理するので、デザインが変わる心配がありません。ポケットやライニング(内装部)に付いているファスナーに関しても交換が可能です。合わせてご相談ください。
写真のようにスライダー引手が外れてしまった場合には修理が可能です。スライダー自体に損傷がなければ引手のみの取り付けなどにて修理します。ダウンなどのファスナーはスライダーにロックが掛かっています。引手がないと上下に動かないので注意が必要です。
メーカーでは受け付けてくれないファスナーのカスタム修理も可能です。「ゴールドのファスナーをトーンダウンしたい。」「ファスナーをもっと大きいものにしたい。」などご要望をお聞かせください。色、大きさなどのカスタムが可能です。
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当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心して修理ご依頼ください。